22日の有馬記念で2着だったシャフリヤール(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)の引退・種牡馬入りが発表された。同馬は22年のドバイSCにおいて、日本ダービー馬として史上初の海外G1制覇を飾るなど、積極的に海外遠征を敢行。毎年のように海を渡る姿から、一部では“空飛ぶダービー馬”とも称された。そこで同馬が現役の間どのくらいの距離を移動したのか検証。なお、今回は海外遠征に関わる飛行機での移動距離を対象とし、トレセンと競馬場・牧場などの移動は考慮しないものとする。 新馬勝ちのあと、翌年に毎日杯で重賞初制覇。続く日本ダービーで世代の頂点に輝いた。秋は神戸新聞杯、ジャパンCと好走。4歳春には初めて海外に渡った。片道約8500km…