「香港国際競走」が8日、シャティン競馬場で行われ、日本馬9頭が4レースに参戦。メインのカップは地元の英雄ロマンチックウォリアー(セン6=シャム)が史上初の3連覇を達成した。直線追い上げたリバティアイランドは2着。日本馬が遠征する海外G1は今年このレースが最後となり、19年から5年連続で制した海外G1制覇はストップした。 日本馬の海外G1制覇の前に立ちはだかった大きな壁。香港最強馬ロマンチックウォリアーは楽々とダービー馬タスティエーラをかわし、直線追い上げた3冠牝馬リバティアイランドも振り切った。鞍上のマクドナルドがゴール前で振り返る余裕のフィニッシュ。「最後の脚も素晴らしかった。問題なく突き放してくれたね」…