手塚師の息子、手塚貴徳助手は3度目の受験で大願成就。「ここがスタートライン。より一層精進していい厩舎をつくり、競馬を盛り上げていきたい」と次のステージでの決意を語った。 調教師を目指すきっかけは12年ダービー。東京競馬場でアルバイトしていた手塚助手は、アルフレードを送り出す父の働きぶりを目の当たりにした。「父が楽しそうに働いている姿を見て、自分も父のように競馬を楽しみたいと思った」。その後、大学の馬術部に入り乗馬を勉強。競馬学校卒業後は相沢厩舎で馬の育成にいそしんできた。 目標の調教師は師匠の相沢師や父の手塚師。「相沢厩舎も手塚厩舎もスタッフが伸び伸びと働いている。自分もいろいろな人に愛さ…