園田競馬の「第67回園田金盃」(1870メートル)が行われ、鴨宮祥行(31)騎乗の2番人気マルカイグアス(牡3=橋本明)が勝ち、重賞4勝目を飾った。 2着インベルシオンとの差は半馬身。しかし、マルカイグアスの強さが際立った一戦だった。スタートしてサッと4番手へ。向正面半ばから一気にペースが上がった。3角手前でインベルシオンが先頭へ。その外につけるマルカイグアス。残り150メートルで先頭に立つと、食い下がるインベルシオンをねじ伏せた。 鴨宮は興奮気味に語った。「凄い馬です。世代最強馬が現役最強馬になった瞬間。ここにいることができて非常にうれしいです」。兵庫優駿の勝ち馬。3歳世代の代表が、初めて古馬とぶつかった一戦…