24年中央競馬の総決算となるグランプリ「第69回有馬記念」(22日、中山)の2週前追いが行われ、栗東では今年の大阪杯覇者ベラジオオペラ(牡4=上村)が上村師を背にCWコース3頭併せの意欲的なメニューを消化した。先導役の2頭を追走する形でスタート。直線は最内から力強く脚を伸ばして6F80秒9?1F11秒5を刻み、最先着した。 上村師は「2週前なのでしっかり反応を確かめた」と意図を説明。秋初戦の天皇賞は0秒4差の6着に敗れた。「前走後、無理せずひと息入れたことがいい方に向かっている」と上積みをアピール。中山芝2500メートルの舞台については「自在に立ち回れる強みがあるのでトリッキーな中山はレースがしやすい。ダービー4着だし、この…