「勝島王冠・S2」(4日、大井) 挨拶代わりの5馬身差V。2番人気のキングストンボーイが衝撃的な南関デビューを4年ぶりの白星で飾り、「第70回東京大賞典・G1」(29日・大井)への優先出走権をゲットした。単勝1・7倍の支持を受けたサヨノネイチヤが2着。3着に3番人気のパワーブローキングが入り、荒れる重賞は順当に収まった。 1馬身ほど遅れたスタートはご愛嬌(あいきょう)。すぐにリカバリーして3番手につけたキングストンボーイは、4角手前で内で併走するサヨノネイチヤとともに逃げたランリョウオーをかわして先頭へ。だが。手応えは全く違っていた。押っつけながらの相手を馬なりのまま一瞬にして置き去りに…