「阪神JF・G1」(8日、京都) 静寂に包まれた早朝の淀に、心地よい蹄音が響いた。米国からの刺客メイデイレディは、朝日に照らされながら京都ダートへ。初めは右回りで脚慣らし。ダグから始まり4角過ぎまではキャンターで進めると、そこで方向転換して左回りにチェンジし、追い切りがスタートした。折り合いをピタリとつけ、徐々にピッチを上げていく。馬場の2分どころをリズム良く走り、十分な手応えのまま直線へ。やや頭は高かったが、素軽いフットワークで駆け抜けると、4F49秒7-38秒0-12秒6をマークした。 見守ったリー師は「いつも通りの追い切りができました。とてもいい感じで、タイムも全てアメリカでやってい…