◆第76回阪神JF・G1(12月8日、京都競馬場・芝1600メートル) 第76回阪神JF・G1は8日、京都・芝1600メートルで行われる。1週間を通してレースや出走馬を深掘りする「考察」は松末守司記者が担当。プロローグ編では2戦2勝のクリノメイに着目した。管理する須貝尚介調教師(58)=栗東=は現役単独最多の3勝。2歳牝馬の仕上げに定評のある陣営が送り出すオルフェーヴル産駒を、V候補の一角に挙げた。 2歳戦を小学生の運動会に例える人がいる。不確定要素が多いだけにそれも納得だが、今年はさらに阪神競馬場の改修に伴い、京都が舞台となる。過去のデータが当てはまらないだけでなく、米国のメイデイレディがレース史上初となる外国馬と…