「チャンピオンズC・G1」(1日、中京) 砂の王者が有終の美を飾った。1番人気のレモンポップが敢然と逃げ、ゴール前は大接戦となったが、鼻差しのぎ切り、連覇でラストランを締めた。2着に2番人気のウィルソンテソーロ、3着に9番人気のドゥラエレーデが入り、昨年と1?3着まで同じ着順となった。 わずか10センチ。逃げ粘ろうとするレモンポップ目がけてて、ウィルソンテソーロがゴール前で猛然と追い詰めた。上がり3Fのタイムはメンバー最速の36秒2。だが、鼻差で今年も2着と、JRA・G1勝利に届かず涙をのんだ。 「着差はわずかでしたが、チャンピオンは最後までチャンピオンでした」と手綱を取った川田はレモ…