師走の名物ハンデG3「第60回中日新聞杯」が7日、中京芝2000メートルで行われる。 適距離で3歳コスモキュランダが巻き返す。前走の菊花賞は出遅れて後方からとなり、道中もかかり気味に進めて14着に敗れた。ちぐはぐなレースだったが、本質的に3000メートルの距離も長かった印象。距離短縮は好材料。初めての古馬相手でも能力は通用する。 キングズパレスはG1初挑戦だった天皇賞・秋が12着。上位とは決め手の差が出たが、強敵にもまれた経験は今後に生きてくる。ロードデルレイの前走は逃げ切った勝ち馬に完敗だったが、直線はいい脚で追い上げた。中間の稽古気配も良く、休養明け2走目の上積みが見込める。…