「チャレンジC・G3」(30日、京都) もうこれは完全復活と言っていいだろう。単勝3番人気のラヴェルが、2歳時のアルテミスS以来となる美酒に酔った。 前半1000メートル通過が58秒4のハイペースを中団前めの馬群から。「前半からリズムを大事にしながら、終始、動きをつくりながらの道中でした。折り合いというよりも、動きをつくる方が大事なので」と前走に続いて手綱を取った川田は、パートナーの走りに専念した。4角にかけて徐々にスパートを開始。早め先頭のセイウンハーデスを直線半ばでパスすると、最後はディープモンスターの猛追も涼しい顔でしのぎ切ってみせた。 最後の白星が2年1カ月前。あのリバティアイ…