日々トレセンや競馬場など現場で取材を続ける記者がテーマを考え、自由に書く東西リレーコラム「書く書くしかじか」。今週は栗東取材班の坂田高浩(40)が担当。今週30日のチャレンジCで1年7カ月ぶりの復帰戦を迎えるボルドグフーシュに注目する。ドウデュースやイクイノックスと同じ5歳世代。22年菊花賞で鼻差2着、続く有馬記念でも2着に力走した。宮本博師(61、写真)に思い入れや、今後への期待を聞いた。 いよいよ戦列に復帰する。ボルドグフーシュは30日のチャレンジCで昨年の天皇賞・春(6着)以来、1年7カ月ぶりの出走となる。前走後に右前肢の腱周囲炎を発症。治療の経過を見極めながら慎重に立ち上げ、ここまでの時間を要した。宮本師は…