「チャンピオンズC・G1」(12月1日、中京) 白い砂を蹴散らし、馬場の真ん中を迫力満点に真一文字。南関東の雄ミックファイアが万全の態勢を整えた。 矢野貴(レースはルメール)を背に26日、大井競馬場の本馬場へ飛び出すと、2周目のゴール過ぎから早々に発進。直線は軽く仕掛けただけ。ダイナミックなフォームで元気いっぱいに駆け抜けた。 5F65秒4-38秒2-12秒8のタイムに、鞍上は「要所要所で乗せてもらっているけど、その中では一番。いい動きでしたよ」ときっぱり。これには渡辺和師も「お世辞の言えるヤツじゃないから、よほどいいんでしょうね」と満面の笑みだ。 春の時点から目標としてきた一戦。今年…