◆第44回ジャパンカップ・G1(11月24日、東京競馬場・芝2400メートル) 実績十分の外国馬3頭が参戦してきた第44回ジャパンC・G1(24日、東京)には、21年に3冠馬コントレイルを有終Vに導いた矢作芳人調教師(63)=栗東=が、シンエンペラーを送り込む。対戦した愛国のディープインパクト産駒オーギュストロダンなど3頭を「そんなに怖くない」とジャッジした“世界のYAHAGI”は「ひと泡吹かせてやろう」と意気盛んだ。 何も臆することはない。強力外国馬が襲来した今年の世界決戦。しかし、シンエンペラーを送り出す矢作調教師は悠然と構えていた。 「そんなに怖くないですけどね。皆さんが騒ぐほど強いとは思っていません。日本…