新種牡馬のルヴァンスレーヴが勢いに乗ってきた。当初はナダルやサートゥルナーリア、アドマイヤマーズの影に隠れていたが、ここまでに7頭が勝ち上がり。4日のJBC2歳優駿をソルジャーフィルドが制し、早くも重賞勝ち馬の父となっている。そんなルヴァンスレーヴの軌跡を、自身の唯一のJRA・GI制覇となったチャンピオンズCを前に振り返る。 ルヴァンスレーヴは父シンボリクリスエス、母マエストラーレ、母の父ネオユニヴァースの血統。同時代に活躍し、20年のチャンピオンズCを制したチュウワウィザードはいとこ、18年のクイーン賞覇者のアイアンテーラーは叔母にあたる。 通算成績は10戦7勝。2歳夏のデビューから新馬、プラタナス賞、全…