「東スポ杯2歳S・G2」(16日、東京) 古くから出世レースと呼ばれ、過去10年だけでも勝ち馬に17年ワグネリアン、19年コントレイル、21年イクイノックスが名を連ねる登竜門。今年も将来を有望視されている素質馬同士の戦いとなった。 クラシックに向けて注目のレースを制したのは、前走から24キロ増で臨んだ1番人気のクロワデュノール。ほかの馬が行きたがるそぶりを見せるなど若さを露呈したなかで、道中は好位でレースを進めながらもしっかりと折り合う。4角を楽な手応えで回りつつも、直線半ばで追いだしてからは、なかなかエンジンが掛からない場面も。ただ、最後はしっかりと上がり3F33秒3の末脚を繰り出し、…