欧州の怪物がやってきた。「第41回マイルCS」の追い切りが13日、京都競馬場で行われ、今年G1・3勝の英国馬チャリンは初タッグのライアン・ムーア(41)を背に芝コースで躍動感あふれる動きを披露した。今年に入って充実期を迎えたが、来年から種牡馬入りが決定しているため、今回がラストラン。13年ぶり延べ12頭目の外国馬参戦で初Vを狙う。同レースは14日に出走馬が確定、枠順は15日に発表される。 芦毛の馬体を弾ませ、京都の奇麗な芝生を力強く駆け抜けた。英国馬チャリンは世界の名手ムーアを背に最終追い。これが初コンタクトだったが道中はリズミカルな走り。ぴったり息が合った。3角の下り坂から徐々にスピードを乗せて直線へ。ラスト1…