今週の東京土曜メインはG2東京スポーツ杯2歳S。17年ワグネリアン、21年イクイノックスなど過去10年で6頭がG1(J・G1を含む)馬まで上り詰めた出世レース。木村厩舎が送り出すレッドキングリー(牡)がデビュー2連勝を狙う。 10月5日の新馬戦(東京芝2000メートル)は好スタートから単独2番手で折り合い、直線で抜け出すとグングン加速した。2着に4馬身差をつける圧倒V。将来性を感じさせる鮮烈なお披露目となった。 太田助手は「前走は調教でやっていた通りの競馬をやってくれた」と一定の評価を与えつつ、精神面や左右のバランスの悪さなどの課題を指摘。 「脚力はあるけど、それを生かすも殺すもバランスが前提なので。ポテンシャルを生か…