父に続くべく、伏兵3頭が参戦だ。モーリス産駒のマテンロウスカイ(セ5、栗東・松永幹夫厩舎)、アルナシーム(牡5、栗東・橋口慎介厩舎)、バルサムノート(牡4、栗東・高野友和厩舎)の3頭が、マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)で史上2組目の父仔制覇を狙う。 今年で41回目を迎えるマイルCSだが、父仔制覇は少ない。実は父ダイワメジャー(06&07年)→仔セリフォス(22年)の1組のみ。創設時期が違うとはいえ、春のマイル王決定戦・安田記念は3組だから、意外な感じを受ける。ちなみにニホンピロウイナー(84&85年)の産駒は、延べ7頭が出走して92年のヤマニンゼファーなど3回ある5着が、タイキシャトル(97&98年)の産駒は延べ4頭が出走…