1番人気に応え、タイトルをつかんだ。「第59回デイリー杯2歳S」が9日、京都競馬場で行われ、坂井瑠星(27)騎乗のランフォーヴァウが道中4番手から抜け出し、重賞初制覇を飾った。今春開業の福永祐一師(47)は騎手&調教師の双方で同レースVとなり、CBC賞(ドロップオブライト)に続く2度目の重賞制覇。2歳女王決定戦・阪神JF(12月8日、京都)の有力候補に名乗りを上げた。 横綱相撲でねじ伏せた。課題のゲートをクリアして、道中4番手で折り合ったランフォーヴァウが堂々と直線半ばで抜け出すと、外から迫った2着馬を半馬身差で退け、重賞初制覇のゴールを駆け抜けた。坂井は「折り合いは凄く良かったし、直線も抜け出す時の脚が速かった。最後は…