「デイリー杯2歳S・G2」(9日、京都) 晩秋の淀で行われる伝統の2歳G2戦は、1番人気のランフォーヴァウ(牝2歳、栗東・福永)が制した。好スタートを決めたものの、控えて道中は4番手の内。楽に折り合いをつけると、直線は馬場の内めから勢いよく脚を伸ばして先頭に立ち、最後まで後続の追撃をしのぎ切った。 この日、JRA年間100勝も達成した初コンビの坂井は「少しテンションが上がりやすいところと、ゲートだけ気をつけて乗りました。直線で抜け出すときの脚も良かったですね。最後少し詰められましたけど、快勝だったと思います」と回顧。「まだまだ幼いところを残していますけど、それでいてこれだけ走れて重賞を勝…