展開面にスポットを当てて勝ち馬をあぶり出していく土曜付企画「G1展開王」。秋の牝馬No・1決定戦「エリザベス女王杯」は東京本社の後藤光志記者が担当する。重賞戦線常連の古馬と、勢いのある有力3歳馬が激突する一戦。前走から条件が好転するあの馬に◎を託した。 比較的、傾向がはっきりしている。スタートから1角までの距離が長く、序盤はスローになりやすい。直線の長い外回りコースで道中の動きもほとんどなく、各馬が折り合いに専念する。3角の下り坂から徐々にペースアップ。直線は末脚比べになりやすいが、単純な切れ味だけでなく、トップスピードの持続力も求められる。 今年のメンバーならコンクシェルの単騎逃げが濃厚だろう…