◆第49回エリザベス女王杯・G1(11月10日、京都競馬場・芝2200メートル) コスタボニータ(牝5歳)は、杉山佳明調教師(40)=栗東=が開業した21年にデビューした厩舎の“看板娘”。G1初挑戦で女王を目指す。 縁で結ばれた愛馬を、大舞台に送り出す。コスタボニータがエリザベス女王杯でG1に初挑戦。杉山佳調教師が開業した21年にデビューし、今年の福島牝馬Sで厩舎に重賞Vをもたらした“看板娘”だ。 デビューが最初で最大の難関だった。右後肢の膝に、骨の中に空洞ができる「ボーンシスト」という疾患を持っており、競走馬になれない可能性もあったが、育成段階で克服。「馬はいいし、血統もいいからやってみるかと言われまし…