昨年8月、当コラムで売り出し中の若手として紹介した大井の谷内貫太(20=嶋田)。デビュー3年目の今年、初のヤングジョッキーズシリーズ(YJS)ファイナルラウンド進出を決めた。トライアルラウンドは4戦して2、11、11、1着。4枚あるファイナルへの切符を第3位で手に入れた。「いい騎乗ができたという思いがあったので、ファイナルに進出できて素直にうれしい」と振り返った。 10月17日、地元大井のトライアルラウンド第2戦。ボラボラフレイバーで鮮やかな差し切り勝ち、大舞台への道を大きく切り開いた。「他の馬が動いた時にこらえて、馬のリズムを崩さずに乗った。3コーナー過ぎから馬がハミを取るようになって、そこからは差せるかなと思っ…