「第49回エリザベス女王杯」の最終追い切りが6日、東西トレセンで行われ、栗東では下馬評をくつがえすべく新星ホールネスが新コンビの坂井を背に芝コースでハツラツとした動きを見せた。主力視される東のエース・レガレイラと同じキャリア6戦の好素材。淀の芝外回り2200メートルで素質と素質が激突する。 女王杯制覇はここから始まる彼女の壮大な物語の第一章に過ぎないのかもしれない。G1初挑戦のホールネスがスケールで圧倒する。鞍上にワールドワイドの活躍を見せる坂井を抜てきしたのも世界という舞台を視野に入れているからこそ。その鞍上がファーストタッチで非凡さを感じ取った。 最終追いは芝コースを単走で馬なりのまま流し、5F…