◆ブリーダーズカップ・ディスタフ・G1(現地時間11月2日、米国・デルマー競馬場・ダート1800メートル) 2日間にわたる米国競馬の祭典の2日目。3歳以上の牝馬による砂の女王決定戦に出走したアリスヴェリテ(4歳、栗東・中竹和也厩舎、父キズナ)は4着に敗れた。第一希望だった芝2200メートルのBCフィリー&メアターフではなく、初ダートのBCディスタフに回ったが、2021年のマルシュロレーヌ以来となる日本馬Vはならなかった。勝ったのはソーピードアンナ(牝3歳、K・マーク厩舎、父ファストアンナ)で5つ目のG1タイトルを手にした。 手綱を執ったカイル・フレイ騎手は7頭立ての5番手に誘導。芝のレースとは違う差すスタイルで進めたが、…