「みやこS・G3」(11月3日、京都) 体質の弱さを抱えながらも、デビューからの全9戦で馬券圏外に崩れたのはG1のフェブラリーS(14着)だけ。相当なポテンシャルを秘めるオメガギネスが、主役を務める。 前走のシリウスSは好発を決めて2番手に取りつき、抜群の手応えで直線へ。いったんは後続を突き放すも、最後の最後に力尽きた。大和田師は「結果的に斤量59キロを背負っていた分と、距離が100メートル長かった」と敗因を分析。それでも1番人気に恥じぬ競馬を披露し、確かな地力強化をうかがわせた。「こなしてくれたら今後の選択肢が増えましたが、正攻法の競馬をしての2着。勝ち馬も強かった」と惜敗にも悔いなし…