「富士S・G2」(19日、東京) 群雄割拠のマイル路線で頂点を狙う。4番人気のジュンブロッサムがG1馬、重賞勝ち馬たちを蹴散らし、5度目の挑戦で重賞初制覇を飾った。 前走の関屋記念は1番人気に支持されたが、出遅れもあって3着。ゲートの不安定さという課題を今回はしっかりクリアした。五分のスタートを切り、中団後方で流れに乗る。直線で馬場の真ん中に持ち出すと、問答無用の末脚で一気に突き抜けた。 コンビ2戦目で結果を出した戸崎圭は「ゲートが課題と思っていました。うまく出られてイメージ以上にいい位置で競馬を進められた」と勝因を挙げる。「最後の脚はすごくいいのでそこは信じて。道中リズム良く運べてい…