「富士S・G2」(19日、東京) 滑らかにギアを替え、トップスピードに到達してみせた。16日、栗東坂路でセリフォスは最終追い。パートナーの意思をくみ取り、馬場の中央を突き進む。さすがの躍動感とともに加速ラップを刻み、戦う準備を整えた。4F53秒2-37秒8-11秒6。前半は抑えを利かせ、最後に瞬発力を引き出す、というのは想定していたメニュー通り。鋭さ満点のリハーサルだった。 CWでラスト1F10秒6と圧巻の末脚を披露した先週に続き、手綱を取った藤岡佑とは富士Sを快勝した3歳時以来、2年ぶりのコンビ復活。「抑えるところは抑えて、おしまいをしっかり。メリハリをつけました」と振り返った鞍上は「先…