「凱旋門賞・仏G1」(6日、パリロンシャン) 大きな希望を持って世界最高峰の一戦に臨んだ日本勢だったが、今年も欧州の厚い壁に夢を阻まれ、シンエンペラー(牡3歳、栗東・矢作)は12着、武豊騎手(55)=栗東・フリー=が騎乗した愛国馬アルリファーは11着に終わった。勝ったのは2番人気の英国牝馬ブルーストッキング。2着に7番人気アヴァンチュール、3着には6番人気ロスアンゼルスが続いた。 またしても、日本勢の悲願は夢と散った-。日本調教馬としては延べ35頭目の挑戦。20年覇者ソットサスの全弟であり、愛チャンピオンSの好走から大きな期待を背負って挑んだシンエンペラーと坂井だったが、今年も欧州勢の高…