京都では6日、「第59回京都大賞典」が行われ、8番人気のシュヴァリエローズが重賞初制覇。2年半ぶりの勝利で3連単141万超の大波乱を演出した。 大接戦のゴール前はシュヴァリエローズが馬場の真ん中からグイッとひと伸び。残り100メートル付近で先頭に立ったディープボンドを頭差で捉え、9度目の重賞挑戦で初タイトルを手にした。北村友は「最後は接戦だったので頭が出て良かった。僕の馬も幸さんの馬もしぶとかった。2頭でいいレースができた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。 逃げたケイアイサンデラが前半1000メートル通過58秒7を刻み、縦長の隊列。シュヴァリエローズは大きく離れた6番手で折り合った。「もう少し前のポジションを…