秋の東京開幕を告げる伝統のG2「第75回毎日王冠」が6日、東京競馬場で行われ、1番人気のシックスペンスが直線4番手から差し切りV。グレード制が導入された84年以降、初めてG1馬不在となった混戦を断ち、重賞2勝目を挙げた。 府中の借りは府中で返す。3歳馬シックスペンスがターフを吹き抜ける秋風に乗り、春のダービー9着からの巻き返しV。脱鞍所に戻ってきたルメールは馬上で両手を上げてガッツポーズ。「能力を出してくれてジワジワ伸びた。スタートは凄く上手なのでいいポジションが取れたし、距離は短くなったが彼にとってちょうどいいペース。冷静に走れてゴールまで頑張ってくれた」と相棒を称えた。 スタートを決めるとスッと外4…