日本調教馬が凱旋門賞に初めて挑戦したのは1969年スピードシンボリ。ドーヴィル大賞10着をステップに挑んだが着外に終わった。 日本調教馬でも通用する。そんな期待を抱かせてくれたのが1999年のエルコンドルパサーだった。長期の海外遠征を敢行し、サンクルー大賞で海外G1初制覇。フォワ賞・G2も勝利し、連勝で臨んだが、仏、愛ダービー馬のモンジューに半馬身及ばなかった。 日本競馬史に名を刻むディープインパクトも2006年に挑戦。好位から運び一度は先頭に立ち、競り合いに持ち込んだがレイルリンクなどに差され3位入線。のちに禁止薬物が検出されて失格となった。 10年のナカヤマフェスタの頭差2着も惜しかったが、…