今年の秋華賞(3歳牝・GI・芝2000m)は、休み明けでの参戦となる桜花賞馬のステレンボッシュとオークス馬のチェルヴィニアが2強を形成する。一方でトライアル組にもクイーンズウォークやクリスマスパレード、ボンドガールなど逆転候補がズラリ。そこで過去10年を参考にして、紫苑S組とローズS組の「狙える馬」をピックアップしたい。 まずは紫苑S組から見てみよう。49頭が参戦して[4-4-0-41]の勝率8%、連対率16%。重賞に昇格した16年以降に限ると[3-4-0-32]となり、アベレージこそ高くないが、8回中6回で少なくとも1頭が馬券に絡んでいる。そして取捨のポイントとなるのは単勝オッズ。秋華賞で単勝オッズが15倍未満だった馬は[3-3-0-1]の好成…