今週から秋の東京開催がスタート。開幕初日(10月5日)には、注目の2歳G3「第10回サウジアラビアロイヤルカップ」が芝1600メートルで行われる。過去の優勝馬を振り返ると17年ダノンプレミアム、18年グランアレグリア、19年サリオスが後にG1を勝っている出世レースだ。 今年、中心を担うのはアルレッキーノ。ハイレベルな新馬戦こそ2着に敗れたが、2戦目であっさり7馬身差V。3着馬ミラーダカリエンテが次戦をあっさり勝ち、29日中山のサフラン賞でも鼻差2着に好走しており、骨っぽい相手を寄せ付けなかった。キャリア2戦とも主導権を握っての逃げ切りVで、基礎スピードはかなりのもの。開幕週の絶好の芝なら簡単には止まらない。 関西馬アル…