「ラジオ日本賞」(15日、中山) 主導権を握った1番人気のアウトレンジ(牡4歳、栗東・大久保)が向正面で一度先頭を譲る形になりながらも、4角手前で再びハナに立ち、直線の二枚腰で後続の追い上げを封じ込めた。 横山和は「馬には苦しい形を強いたけど、しっかり応えてくれた。まだ覚えることは多いが、ここから一つずつ進んでいってほしい」と相棒の奮闘をたたえた。大久保師は「いい休養が取れて、馬がフレッシュでした。調教の感触からいい競馬ができると思っていたが、その通りだった。絡まれても大丈夫だったし、精神面での成長を感じました」と内容に満足していた。…