JRAが馬券を発売したアイルランド中距離路線の頂上決戦「第49回愛チャンピオンS」は14日、首都ダブリンのレパーズタウン競馬場で8頭で争われた。日本から参戦したシンエンペラー(牡3=矢作)は直線、懸命に末脚を伸ばし3着。予定通り、ここをステップに来月6日の凱旋門賞(パリロンシャン)に照準を合わせる。G1初参戦のエコノミクス(牡3=英W・ハガス)は追い比べを制して4連勝、昨年の覇者オーギュストロダン(牡4=愛A・オブライエン)が首差2着に入った。 人馬ともに最後まであきらめなかった。シンエンペラーは8頭立ての3番ゲートからスタート。4頭出しで臨んだ地元のA・オブライエン厩舎ルクセンブルクが逃げる。それを見ながら中団のインで…