サマー2000シリーズの最終戦。広い新潟競馬場のワンターンで行われる中距離戦。過去10年間で、上がり最速馬は[4-1-3-5]で、上位3頭で[7-4-7-14]。スローペースからの瞬発力争いになることが多く、長く良い脚を使いつつ一瞬の決め手を兼ね備えたような馬が有利にレースを運べる印象だ。 ◎ライトバックはエルフィンS優勝馬で、桜花賞3着、オークス3着だから世代トップクラスの能力を示している。同世代牝馬はピューロマジックが北九州記念を勝ったほか、コガネノソラ、ボンドガールがクイーンSでワン・ツー・フィニッシュと古馬相手に健闘を続けている。この馬は春のクラシック2戦は枠順にも恵まれず、後方からの競馬となったが、エルフィンS…