かつては将来性に欠ける早熟スプリンターのためのレースというイメージもあったが、近年はナムラクレア、メイケイエール、ラウダシオン、レーヌミノル、シュウジ、ベルカントら3歳以降も活躍する馬をしばしば輩出し、出世レースとして存在感を示している。今年は中京での開催だが、この時期に求められることは大きくは変わらないだろう。 1.馬格が必要 昨年は438kgでアスクワンタイムが勝ったが、過去10回で439kg以下だった馬は[1-4-3-30]とほとんど勝っていない。19年1番人気で5着のカイルアコナは434kg、17年2番人気4着のヴァイザーは432kg、16年2番人気6着のクインズサリナは434kgなど、人気した馬でも軽量だと苦戦するケースが多い。ま…