24、25日に札幌競馬場で開催され、世界のトップ騎手が争う「2024ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」は、第3戦終了時点で4位のジョアン・モレイラ騎手(40)=ブラジル=が第4戦の札幌12Rをエゾダイモンで制し、逆転で優勝。15年以来2度目の栄冠に輝いた。チーム対抗戦は237ポイント対216ポイントでJRA選抜チームが8回連続で勝利した。 大外一気の“Vゴール”を鮮やかに決めた。第3戦終了時点で上位5人が7ポイント差以内にひしめく大混戦。34ポイントの4位だったモレイラとエゾダイモンは直線入り口で後方4番手だったが、焦りはなかった。大外へ進路を取ると、右腕でステッキを入れ、左腕で手綱を押すと呼応するように加速。最後は…