新潟11R「第44回新潟2歳S」はトータルクラリティがデビュー2連勝を飾った。 直線残り200メートル。トータルクラリティが持ち味の勝負根性を存分に発揮する。人気を背負ったコートアリシアンは切れる脚で迫ってくる。北村友は「前走の勝ち方からしぶとい馬だなと思っていた。この馬の良さが出た」。外アリシアンに少し前に出られたが、内で負けじと抵抗。ラストは見事に差し返し、半馬身差でゴールを駆け抜けた。 新馬戦からの継続騎乗で特徴はつかんでいた。「返し馬のテンションが高かったので、どこの位置で抜いて走れるのかなと一番に考えていた」。思惑通り、好スタートから道中は中団の外でストレスフリーな競馬。鞍上が望んでいた…