病気で8月10日に死去した川村禎彦調教師(享年66)が、生前ファンへ向けてメッセージをしたためていたことが15日、関係者を通じて明らかになった。定年前に自ら身を引く決断をしていたことが分かるものだった。 「この度、道半ばではありますが、体調不良のため調教師を引退することといたしました。私のモットーは、オーナーをはじめたくさんの方々の想いがこもった馬を、無事に、1回でも多く競馬場で観ていただくことでした。川村厩舎の馬たちを応援してくださった皆さまに心より感謝申し上げます。ひたむきに馬と向き合った30年でした。これからも馬たちは走り続けます。私が心血を注いだ馬を、競馬を、これからも愛していただ…