JRAが暑熱対策として、今年の夏の新潟競馬で2週間、特に気温の高い昼間に約3時間半の“休止期間”を導入した。デイリー中央競馬取材班は、ファンや関係者が何を感じ、どう行動したのかを緊急取材。その証言を通じて、さまざまな角度から迫った。 連日、猛暑が続く日本列島。中央競馬でも従来のミストなどに加え、新たな暑熱対策が実施された。新潟競馬で競走時間帯を拡大し、特に気温の高い時間に3時間半強の休止時間を設けた。装鞍所への集合時間を従来の50分前から40分前に変更し、下見所の周回時間も短縮。日本調教師会副会長の庄野師は「年々、暑さが増しているし、まずは人馬の安全を守ることが大事。そこを第一に考えて開催…