「第29回プロキオンS」は2年ぶりに小倉で行われる。21年は重馬場(1分40秒9)でレコード決着、22年は稍重(1分43秒7)の高速決着となった。ただ、今年は好天予報で良馬場の見込み。パワータイプの馬を狙いたい。 デビュー4連勝中のヤマニンウルスが無傷で初重賞制覇を飾る。22年8月に当舞台の新馬戦で2着に4秒3差をつけて大差勝ち。タイムの1分44秒3は2歳レコード。その後は休みを挟みながら1勝クラス、2勝クラス、雅Sを勝利してオープンへと駆け上がってきた。前走の馬体重はデビュー当時から46キロ増の582キロ。超大型馬だが鉄砲駆けするタイプで休み明けの不安はない。 在厩調整で豊富な稽古量。徐々にピッチを上げ、動ける態勢を整えてき…