◆第60回七夕賞・G3(7月7日、福島競馬場・芝2000メートル)追い切り=7月3日、栗東トレセン 最後まで脚いろは乱れなかった。リフレーミングが引っ張り切れない手応えで、栗東・坂路を52秒2―12秒3の時計以上のスピード感で駆け上がった。先週は稍重馬場の坂路で自己2位タイの50秒5をマークし、2週続けて好調教。「時計もちょうど良かったし、しまいも動けていた。先週しっかりやっているし、順調に仕上がった」と鮫島調教師も満足そうにうなずいた。 重賞初制覇へ絶好の舞台が巡ってきた。重賞初挑戦だった前走の新潟大賞典でも5着と通用する手応えをつかんだが、今回は2走前の福島民報杯を制した2戦2勝の福島芝2000メートル。「一…