このチャンスを逃すわけにはいかない。デビュー3年目の西塚洸二騎手が、ラジオNIKKEI賞(3歳・GIII・芝1800m)のミナデオロ(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)でJRA重賞初制覇を目指す。 西塚騎手は22年デビューの20歳。2年前に美浦・鹿戸雄一厩舎からデビューした。ルーキーイヤーは10勝だったが、昨春に栗東に移籍して以降、成績が上昇。昨年が15勝なら、今年は既に24勝をマークして、全国リーディングで21位につけている。中でも藤原英昭厩舎からは全厩舎の中で断トツとなる通算90鞍の依頼を受けて、14勝、2着9回、3着8回の好成績。先々週のマーメイドSではホールネスで自身3回目となる重賞チャレンジを果たし、6番人気ながら3着に健闘した。 そ…