日曜の京都地方は雨予報となっている。それだけに宝塚記念は、阪神開催ではあるが08年にエイシンデピュティが勝った時以来、実に16年ぶりの重馬場となる可能性も大いにありそうだ。そこで道悪を前提にして春のグランプリを占いたい。 参考にしたいのは、芝の長丁場における種牡馬別の道悪実績だ。昨年以降の芝2000m以上の重&不良における種牡馬別成績を見ると、キズナ産駒が[12-6-5-29]の勝率23%、複勝率44%と超優秀。ディープインパクト産駒が[5-3-5-34]の勝率11%、複勝率28%、ハーツクライ産駒が[4-6-3-55]の勝率6%、複勝率19%だから、実にダブルスコア以上の差がついている。また、ロードカナロア産駒は[1-2-1-21]の勝率4%、複勝率16…