◆第19回ヴィクトリアマイル・G1(5月12日、東京・芝1600メートル)追い切り=5月8日、美浦トレセン 輸送のある牝馬は、1週前にしっかりと追って当週は軽めというのがパターンだが、調教でG評価になったナミュールは、こちらが考えていた以上に攻めてきた。状態は万全に思えるが、同じように魅力的に感じたのは僚馬のスタニングローズだ。 栗東・坂路で西村淳を背に馬なりのまま、53秒5をマークした。ラスト1ハロン11秒8はこの日の4位タイの数字。高野調教師から「西村淳騎手が“イルカ”みたいだと。弾んでいるということだと思いますが、初めて聞きました」と面白いことを聞いた。記者もたくさんの関係者を取材してきたが、イルカ…