阪神牝馬S2着ウンブライルは美浦Wコースでシャープな伸び。ホームとなる東京への舞台替わりで逆転に燃える。 昨年NHKマイルCで2着に入ったウンブライルにとって、東京芝マイルは「言い訳の利かない」(木村師)好舞台。だからこそ仕上げに一切の妥協は許されなかった。「去年の今頃から“来年こそは”と思いながら準備してきた。なんとか巻き返したい」。トレーナーのその言葉に、このレースへの並々ならぬ思いが垣間見えた。 Wコース3頭併せとなった最終リハ。カーペンタリア(5歳3勝クラス)を前に、プレサージュリフト(5歳オープン)を後ろに置く形でスタートした。道中はゆったりしたラップでも気分を崩すことなく追走。直線はプレッシャ…