春の最強古馬牝馬を決める「第19回ヴィクトリアマイル」の追い切りが8日、東西トレセンで行われた。前哨戦の阪神牝馬Sを快勝したマスクトディーヴァは栗東坂路を単走で力強く駆け上がり、充実ぶりをアピール。昨年の秋華賞2着以来となる2度目のG1挑戦でタイトル奪取に挑む。 調教タイムからも過去イチの出来をアピール。マスクトディーヴァは坂路単走で4F52秒9の自己ベストをマークした。ラスト1Fで軽く仕掛けた程度だったが、ダイナミックな脚さばきを披露。1週前追いのCWコースでも5F66秒9のタイムは自己最速だった。 辻野師は「今朝は予定より速くなったが、フォームも息の乱れもなく軽々と上がってきた。いい状態に持って来られたと…